PDFの文字と表を読み、必要な項目へ整理する

Anthropicの公式ヘルプでは、ClaudeへPDF、DOCX、CSVなどの文書をアップロードできると案内しています。チャットでは1ファイル500MB、1チャット20ファイル、PDFは1000ページまでという上限が示されています。実際には抽出された内容の長さによる制限もあるため、上限内でも一度に処理できるとは限りません。

PDFが100ページ以下なら、文字に加えて画像、表、グラフなどの視覚要素も分析します。101〜1000ページでは文字のみを処理すると説明されています。ページを指定するときは、紙面に印刷されたページ表記ではなく、PDFビューアーに表示される番号を使うのが公式の案内です。

架空の見積書から、3項目と根拠ページを抜き出す

編集部の提案は、まず確認できる量に絞る方法です。架空の見積書PDFを用意し、品目、数量、単価、金額、PDFビューアーのページ番号という5列を指定します。最初は3行だけ表にし、不明な箇所は推測せず「要確認」と書くよう頼みます。

Claudeのファイル作成を有効にしている場合は、PDFの表やフォームを表計算へ抽出する使い方も公式ヘルプで紹介されています。ただし、正式な転記や支払判断の前には、出力形式にかかわらず元のPDFと照合します。

架空の見積書を整理する依頼メモ

対象:添付した架空の見積書PDF
列:品目/数量/単価/金額/PDFビューアーのページ番号
範囲:先頭の3品目だけ
条件:読めない箇所は推測せず「要確認」と記す
確認用:各行の根拠になったページ番号を必ず添える

文章を選択してコピーし、練習に使えます。

3行を抜き出し、PDFへ戻る整った表だけで判断せず、元のPDFで項目と単位を確認するため
  1. 必要な列と3行の範囲を決める

  2. 表と根拠ページをClaudeに整理してもらう

  3. PDFを開き、行・単位・金額を照合する

人の確認(手順とは別に見る点)
  • 人がPDFビューアーのページ、品目、数量、単位、桁、通貨、税、小計と合計を確認

架空の見積書PDFから3行を整理し、元のページへ戻る流れです。実際のClaude画面や抽出結果の正しさを表したものではありません。

図をSVGで保存

ページだけでなく、行と単位まで原本で確かめる

PDFの表は、セルの結合や改ページで行と列の関係が分かれやすい資料です。3行が合っていても全体の正しさを保証するものではありません。残りの行も同じ確認を行い、承認者が原本と最終表を見比べてから正式な保存先へ移します。

  1. ページ番号

    出力された番号でPDFビューアーの該当ページを開けるかを確認します。

  2. 行の対応

    品目名と数量が同じ行にあり、見出しや小計を品目として拾っていないかを見ます。

  3. 単位と金額

    個、式、時間などの単位、桁、通貨、税抜・税込、小計と合計を原本と照合します。

  4. 入力してよい情報

    顧客名、担当者名、契約条件などを含む場合は、社内の利用ルールと契約設定を先に確認します。

公開資料の表を3行だけ整理する

今日は社外秘を含まない公開PDFを一つ選び、表から3行だけを「項目・数値・単位・PDFビューアーのページ番号」で整理してください。四つを原本で照合できれば、社内資料へ進む前に確認の型を作れます。