音声を添付して、文字起こしと要点を分けて頼む

OpenAIの公式ヘルプによると、ChatGPTへ音声ファイルを添付し、文字起こし、録音内容への質問、会議の決定事項や未解決事項、次の作業の整理を依頼できます。対応形式にはWAV、MP3、OGG、FLAC、AAC、M4Aなどがあり、音声として認識できる有効なデータである必要があります。

音声添付は有料のChatGPT契約とワークスペースで提供され、Freeプランでは現時点で利用できません。表示や利用可否は、ワークスペース設定、地域、端末のバージョン、選択したモデルによって異なります。ファイルは最大512MBですが、長い録音は分割処理されたり、処理が完了しない場合があります。

架空の3分録音から三つの確認候補を出す

編集部の提案は、本番会議をいきなり使わず、二人で架空の予定を読み上げた3分ほどの録音から始める方法です。添付後は、まず『文字起こしを作り、聞き取れない箇所は推測せず印を付けてください』と依頼します。次に、決定事項、担当者、期限を表へ分け、各項目に該当するおおよその時刻を付けるよう頼みます。

出力された表から一件だけ選び、録音をその時刻の少し前から再生します。発言した人、言い切った内容、期限の三点を耳で確認し、違っていれば自分の議事メモを直します。ChatGPTの表は確認場所を探す索引、原音は確定に使う材料という役割に分けます。

架空の3分録音で使う依頼メモ

録音:架空の予定を二人で読み上げた約3分
最初の依頼:文字起こし。聞き取れない箇所は推測しない
次の依頼:決定事項/担当者/期限/おおよその時刻を表にする
原音で確認:発言者/言い切った内容/期限
確定:一件だけ議事メモへ反映する

文章を選択してコピーし、練習に使えます。

聞き間違いと話者の取り違えを先に疑う

公式ヘルプは、文字起こしに誤りが含まれる可能性があり、話者の識別も正確でない場合があるため、重要な内容を元の録音と照合するよう案内しています。特に『検討する』と『実施する』、人名、数字、否定表現は、短い違いで意味が変わります。

添付したファイルの保持期間やモデル改善への利用条件は、個人向けとBusiness・Enterpriseなどで異なります。録音を添付できることと、会社の会議データを添付してよいことは別なので、実データへ広げる前に利用中の契約と社内規程を確認します。

  1. 録音の範囲

    会議の開始と終了が入っているか、途中で音声が切れていないかを再生して確認します。

  2. 発言者

    話者名は自動判定だけで決めず、声と会話の流れを原音で確かめます。

  3. 数字と固有名詞

    日付、金額、件数、担当名、製品名は、該当時刻を再生して一項目ずつ照合します。

  4. 保存と取り扱い

    顧客情報や社外秘を含む録音は、社内ルール、契約、保存先、参加者への案内を確認してから扱います。

3分の架空録音を一件だけ照合する

今日は、実在する顧客名や案件を含まない3分ほどの架空録音を一つ用意してください。音声添付が利用できる場合は文字起こしと三項目の表を作り、表の一件だけを原音で聞き直して、発言者・時刻・期限が合っているか確認するところまで進めます。