Slackの会話内で質問・要約・下書きを頼める

OpenAIの公式案内では、組織が設定した@ChatGPTをSlackまたはMicrosoft Teamsで使い、質問、会話の要約、仕事の下書きを行えます。対象はChatGPT Business、Enterprise、Eduで、管理者によるインストールと有効化が必要です。Slackでは、利用できるチャンネルに@ChatGPTを追加し、メンションして依頼します。

これは、個人のChatGPTをそのままSlackへ持ち込む仕組みではありません。@ChatGPTは組織が設定したサービスアカウントで動き、個人の会話履歴、保存した記憶、独自の指示、非公開チャンネルへの権限を自動では引き継ぎません。使える会社情報や操作は、管理者が設定した接続と、その接続アカウントの権限によって決まります。

一つのスレッドから、短い進捗報告を作る

編集部の提案は、最初から複数チャンネルを横断せず、機密情報を含まない一つの練習スレッドに絞る方法です。依頼文には、出力を「決定事項・未決事項・担当者・期限」の四つに分けること、書かれていない項目は推測せず「不明」とすることを明記します。

要約を受け取ったら、担当者名と期限が出てきた箇所から元のメッセージへ戻ります。返信で条件が変わっていないか、案と決定を取り違えていないかを確認し、最後に共有先に合わせて不要な情報を外します。要約は進捗報告の下書きとして扱い、正式な決定記録の代わりにはしません。

架空の社内プロジェクトを整理する依頼メモ

対象:このスレッド内の会話だけ
整理:決定事項/未決事項/担当者/期限
条件:書かれていない内容は推測せず「不明」とする
根拠:各項目に対応する元メッセージを示す
用途:社内向け進捗報告の下書き

文章を選択してコピーし、練習に使えます。

要約から、元の会話へ戻って確認する整った進捗報告だけで判断せず、決定・担当・期限の根拠を確かめるため
  1. 対象スレッドと整理する四項目を決める

  2. @ChatGPTで進捗報告の下書きを作る

  3. 元メッセージと共有先を人が確認する

人の確認(手順とは別に見る点)
  • 人が発言者、決定事項、担当者、期限、返信による変更、参加者の範囲を確認

架空の社内プロジェクトのスレッドを整理する流れです。実際のSlack画面や@ChatGPTの出力を表したものではありません。

図をSVGで保存

回答の根拠と、見える相手を分けて確かめる

OpenAIの案内では、Slackのチャンネル制限はダイレクトメッセージには適用されないと説明されています。管理者はテスト用チャンネルで基本会話を確認した後、DMも別に試し、接続する会社ツールの権限を利用者の範囲に合わせる必要があります。

  1. 元メッセージ

    決定事項、担当者、期限を元の発言で確認し、後の返信で変更されていないかを見ます。

  2. 会話の参加者

    共有チャンネルやスレッドの回答は参加者に見えるため、個人情報や別案件の内容を含めないようにします。

  3. 使える接続

    @ChatGPTが参照できる会社ツールと範囲を管理者へ確認し、自分が開ける資料を必ず読めるとは考えません。

  4. 利用できる場所

    組織が有効にした内部チャンネルで試します。Slack Connectやゲスト利用など、公式に対象外とされる場所へ広げません。

練習スレッドを四項目で整理する

今日は社外秘を含まない短い練習スレッドを一つ選び、「決定事項・未決事項・担当者・期限」の四項目で要約してください。出てきた担当者と期限を元メッセージで一つずつ確かめ、共有せずに下書きとして保存するところまでを試します。