Chatから会話と仕事の情報を探す

Googleの公式発表によると、Ask Gemini in Chatは、Gmail、Drive、CalendarなどWorkspace内の情報を探し、会話の要約、対応事項の抽出、タスクや予定の管理をChatから支援します。公式ヘルプでは、回答に情報源を示す引用が付き、日々の対応事項を尋ねたり、チャットやメールから提案された作業をタスクとして扱ったりできると案内されています。

発表時の対象はBusiness Standard/Plus、Enterprise Standard/Plus、Google AI Pro for Educationです。2026年8月26日から段階的に展開され、Googleアカウントの言語が英語の利用者が対象でした。Workspace Smart Featuresへの参加に加え、管理者側でChatのGeminiとWorkspace Intelligenceが有効である必要があります。

引き継ぎ候補に根拠の列を加える

編集部の提案は、架空の広報案件について、対象期間とChatスペースを一つに絞り、未完了の対応だけを引き継ぎ候補にする方法です。Ask Geminiには、作業、担当者、期限、状態、根拠となる会話の五項目で表にするよう頼みます。担当者や期限が会話にない場合は推測させず「未確認」とします。

出力後は、各行の引用や元メッセージを開きます。「確認します」「あとで対応します」のような発言を正式な担当決定と取り違えていないか、日付が依頼日か締切日かを見比べます。確認できた行だけを正式な引き継ぎ表へ移し、必要なら担当者本人にChatで確認します。

架空の引き継ぎ候補を整理する依頼文

架空の「広報準備」スペースについて、10月5日から10日までの会話から、未完了の対応候補を整理してください。作業、担当者、期限、状態、根拠となる会話の五列にします。明示されていない担当者や期限は推測せず「未確認」とし、各行で元の会話を確認できる引用を付けてください。タスクの作成や予定の変更はまだ行わないでください。

文章を選択してコピーし、練習に使えます。

引き継ぎ候補は元の会話へ戻って確定AIが拾った作業候補を、そのまま正式な担当や期限として扱わないため
  1. 期間とスペースを絞って対応候補を抽出する

  2. 作業・担当・期限・状態・根拠を表にする

  3. 引用を開き人が確認して引き継ぎを確定する

人の確認(手順とは別に見る点)
  • 人が元メッセージ、後続の変更、担当者の合意、実行前の権限を確認

架空の練習例を整理した図です。実際の製品画面や検証済みの出力を表したものではありません。

図をSVGで保存

抽出結果と正式な引き継ぎを分ける

公式ヘルプは、Geminiの提案が不正確または不適切な場合があると案内しています。また、フィードバック内容は人が読む可能性があるため、個人情報や機密情報を送らないよう注意があります。引き継ぎ候補の抽出と、正式な担当決定やタスク登録は別の工程にします。

  1. 対象範囲

    スペース名と期間が合い、別案件の会話や古い依頼が混ざっていないか確認します。

  2. 元メッセージ

    引用を開き、作業内容、担当者、期限が発言どおりかを一行ずつ照合します。

  3. 完了状態

    後の会話で完了、変更、取消になっていないかを確認し、最新の状態へ直します。

  4. 実行前の確認

    Google Tasksへの追加や予定変更は、担当者と期限が確定してから人が実行します。

三つの架空メッセージで一行を確かめる

今日は、個人情報を含まない架空の依頼、担当の返答、期限変更の三つのメッセージを用意してください。Ask Gemini in Chatを使える場合は五列の候補表を作り、一行だけ元メッセージへ戻って確認します。使えない場合も、同じ五列を手作業の引き継ぎ確認表として使えます。